前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

死ぬ前に一度は食べたい横浜・反町「富珍楼」のやきめし







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東急東横線反町駅からほど近いところに、いかにも古そうな中華屋があります。その名を富珍楼といいます。聞くところによると大正時代からこの地にお店を構えているという老舗のなかの老舗です。


ごらんのとおり、中をうかがい知ることができません。これはマズい。中ではパラダイスが展開されている。そんなことを想像し後ずさりをはじめると、中からおばあさんが出てきました。 いらっしゃいと言うではありませんか。「逃げちゃダメだ!」という言葉が脳裏をかけめぐり、意を決して入りました。


中は想像以上のパラダイスでした。いろんなものが所狭しと置かれています。店内にはおばあさんがもう一人いて、どうやらこの方が料理を作っているようです。ここまで来たらあとには引けません。 われわれ探検隊は「シュウマイ」「やきめし」「もやしそば」を注文しました。


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 しゅうまい500円

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 やきめし600円

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もやしそば600円

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マッチ無料


結論からいうと美味しゅうございました。さすが長年味を守りつづけただけあります。どれも優しいお味でした。家庭的な街の中華屋さんの味です。シュウマイはそれこそ中国の家庭の味といった感じがします。皮はモチモチ、餡はプリプリでダイヤモンドだねといったところです。


やきめしは一般的なチャーハンとはまた違って、醤油と塩コショウで炒めたご飯の上にチャーシューと錦糸卵が乗っています。もやしそばの麺は自家製麺で、これも独特の食感がします。 スープもマイルドで透き通った優しいお味がしました。


店から出てきた方のおばあさんは、大正14年生まれで御年91歳。立つのがさすがに辛いので、ワタクシの近くのイスに座っていました。なのですが、料理が出てくるところの近くにいたものだから、作っている方のおばあさんに邪魔って言われていました。憎めないおばあさんです。


料理を作っているおばあさんは妹さんなのだそうですが、お年を召されているのにアグレッシブに料理を作っていました。意欲的なヒトで、お店の方もこないだ家主と6年契約を結んだそうです。 もうお気づきかもしれません。表題の「死ぬ前に」というのは、 ワタクシたちではなく、おばあさんたちがという意味です。


ぜひお近くにお立ち寄りの際は行ってみて下さい。おばあさんいわく木曜日と金曜日がお休みだそうです。今回は唖然として店内の写真を撮れませんでしたが、次回行った時こそはその全貌を明らかにしたいと思います。




営業時間は11:00から22:00まで通し営業