KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

【タモリ倶楽部】埼玉遠出ツアー日本一の地形模型荒川大模型173

歴史の専門と地形の専門で棲み分けをしております。

 川の博物館研究交流部学芸員(地学)杉内由佳さん

いちおう時事とテレビのブログを謳っているのだからきちんと観た記録を載せようと考えているのだが、いろいろなことに忙殺されておりなかなか作業が進まない。結構時間取って観ているのだが。そのなかでもタモリ倶楽部は必ずチェックしているので、コツコツ書いていこうと考えている。


今回は「埼玉遠出ツアー日本一の地形模型荒川大模型173」ということである。これもすでに先週の放送なのだが。まあ毎回記録しておけばちょっとしたデータベースになるであろう。


ちなみにこの大模型は埼玉県の寄居町にある川の博物館というところにある。等高線に沿って一枚一枚貼り付けた精巧な作りとなっている。放送を観たヒトはわかるだろうがかなりの労力がかけられている。


173というのは荒川の全長キロ数であり、この模型は千分の一のサイズである。荒川というとたしかに金八先生というイメージがあるのだが、実際は埼玉を流れる埼玉の川である。それは埼玉のヒトのためにも書いておかねばなるまい。源流域も奥秩父山塊である。


正直にいうとあまり食指が伸びるような内容ではなかったのだが、学芸員さんの言葉が印象に残った。それが冒頭の言葉である。今回ふたりの学芸員さんがタモさんに同行したのであるが、この地学の学芸員さんがちょいちょい歴史の学芸員さんにコメントを取られるのを出演者にツッコまれて出た言葉だ。


そういうところはツッコんであげるなよと観ていて感じたのだが、この言葉を聞いてなるほどそうかと納得した。 学芸員というのはその専門について深い知識は要求されるわけで、あまり他の分野に首を突っ込むものではないわけだ。


ちなみに12月からこの模型が博物館の改修工事のため見られなくなるらしい。更新したところで後の祭りだった。エンディングでこの週末は「かわはく」へ急げと言われても。再開は来年の4月からである。4月になったころにはきっと存在を忘れているだろう。とちょっと弱気に。