新学期に新しい教科書をもらって30秒で落書きをはじめるという、産まれてこない方がよかったと言われてもしょうがない子どもだったのだ。大体なんで国語の教科書というのは、最後に作者の写真を載せるのであろうか。それって必要だったのか。
大体教科書にこういう落書きを書くのは授業中である。授業中だというのに熱中してしまう。あまりにも熱中し過ぎて缶ペンケースを知らずに押してしまい床に落としてしまうのであった。静寂の中であの缶ペンケースを落とす音というのは非常に目立つ。
しかし義務教育ということで教科書は無償でもらえるというのに、なんとバチあたりなことをしていたのか。反省するふりしてまったくしていないのだけれども。やはり子どもの時分バカだったヤツは大人になってもバカなのだろうか。
この才能をもっと他に活かせばいいのに。