なんかベッキーが可哀想。悪いのは、男。何で男が出て来ない。まぁ、言える立場ではありませんが(>_<)ベッキー頑張れ!
— 山路 徹 (@yamajitoru) 2016, 1月 7
この一連のベッキー不倫騒動における山路さんの発言だが、まずなぜベッキーさんがああいう謝罪会見を開いたのか考えてみよう。それは相手のゲスの極み乙女のヒトよりも、記者会見をする必要があったからである。
バラエティで活躍し、なおかつCMを何本も持っているタレントなのだから、イメージが大事なのだ。だからこそ潔く記者の前に出てきて状況説明しなくてはいけなかった。ミュージシャンの相手とは事情が異なるのである。要は芸能界における立ち位置の違いだ。性別は関係ない。
しかし山路さんみたいなこの手の話題で性役割を持ち出すマッチョ脳のおっさんというのは、いたるところに存在する。もう佃煮にできるほどいる。特に”男らしさ”ということについてはうるさい。そしてまたこういうヒトを支持する女性というのが結構な数いるから、さらに面倒くさいのである。
もう一つ言わせてもらえば、山路さんの場合”ベッキー頑張れ!”とは言っているものの、応援する気持ちよりも男としての本能のほうが勝っている。逆境にいる女を庇える俺カッコいいみたいな。言葉は悪いが、ベッキーを無自覚に利用してしまっているのである。
これは武田鉄矢にもいえることなのだが。ふたりの共通項としてとにかく獣臭い。ちゃんとアク抜きをしないと佃煮にもならないのが特徴である。