KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

〈タモリ倶楽部〉世界の餃子を楽しめる店 KWGC 本日開店 (12月12日)

 ちなみにKWGCというのは、「春日・ワールド・餃子・センター」の略。春日はオードリーの春日ね。世界各国の”餃子”を紹介するわけだが、粉を練り上げた皮で餡を包み込む料理法というのは、きっとどこにでもあるのであろう。皮が小麦粉なのか、とうもろこしの粉なのかとか、あとは餡の違いだけで。

 最初はご飯にマッチするベスト餃子を決定するという話だったのだが、それはタモさんが許さず。こちらが餃子はご飯で食べるのは普通だとおもっていたのだが、タモさんにとってはそうではないらしい。

 最初に登場したのは、ベトナムの餃子「バンボロック」。皮はタピオカの粉でできている。具は豚ひき肉、エビ、キクラゲなど。ナンプラーのタレをつけて食べる。

 次はネパールの餃子「モモ」でカレー風味のタレにつけて食べる。皮は小麦粉で包み方は小籠包に似ている。餡は鶏挽き肉をターメリックやクミンで味付け。

 チュニジアの餃子は「ブリック」で揚げ焼きした皮の中に半熟卵、チーズ、玉ねぎ、パセリ、ツナなどが入っている。ハリッサという唐辛子とニンニクで作られた辛いソースをつけて食べる。

 ちなみに中国は水餃子でニラと白菜の二種類。黒酢につけて食べる。日本人としては、焼き餃子のほうがやはりいい。醤油と酢とラー油で作ったタレにつけて、白いご飯と一緒に食べたいやはり。ラー油は中国では絶対使わないしニンニクも餡には入れないのだとか。

 モルドバの餃子は「マンティー」。甘くないヨーグルトがかかっている。具は豚肉、玉ねぎ、ニンニクなどが入っている。

 最後はモンゴルの「パンシタイツァイ」。白いスープの中に餃子らしきものが入っている。ちなみにスープは甘くないミルクティ。具は羊の肉とニンニク。スープの中には羊のしっぽが入っている。そしてご飯も入っている。白いお椀の中がバトルロイヤル状態だ。

 というわけで、世界各国の餃子を観てきたのだが、結論としてはやはり餃子は焼き餃子でご飯といっしょにかきこむのが一番うまい。と、狭い世界観で片づけてしまうのであった。