KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

食生活だけでなく日本人の生活そのものが変わらなければ

「食」といえば、どうしても「痩せる/太る」あるいは「健康にいい/悪い」の方面で考えがちだが、昨今とみに注目されているのが「食」と「脳」の関係。われわれが日頃食べているものは、言うまでもなく脳のエネルギー源でもある。ダメなモノを食べれば、脳のパフォーマンスが下がるのは当然の話なのだ……。

(中略)

●コンビニ弁当はタンパク質不足!
●「毎日同じ弁当」だと逃げ場なし!
●出来合いの揚げ物は食べすぎ注意
●イワシやサバをもっと食べよう

コンビニ弁当が「ダメな脳」をつくる!? 見た目のバランスに騙されるな 

 もちろん何を食べるのかも重要なのだけれども。それ以上に、生活する上でどういうふうに食べられるかが大事なのではないか。本当にちゃんとした物を食べようとするなら生活そのものが改善されなくてはいけない。

 そう低所得者が申している。東京の中心で暮らしている場合は特に難しいのではないか。頑張って働いても限界がある。限られた収入、限られた住居環境、限られた時間などなど。ちゃんとしたものを食べないとダメだと言うだけでは解決しない。

 そもそも現代社会は脳のパフォーマンスが落ちようが、上の指示にしたがって動ける体力と精神力があればいいのだから。それも落ちたら”はい、それまでよ”なだけである。そうならないように、自分なりに工夫しなくてはいけないのだが。

 とりあえず男たるもの味噌汁と野菜炒めぐらいは作れるようになろう。貧弱なキッチンでもそれならできるはず。あとイワシとサバの缶詰は常備しておこう。これだけでもずいぶん違うのではないだろうか。