KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

板東英二ウォッチング報告

ソフトバンクを昨季限りで退団した松中信彦内野手(42)が1日、福岡市内のトレーニングジム「トータルワークアウト」で記者会見を開き、現役を引退することを表明した。

松中、現役引退を表明「19年間多くの人に支えられ感謝しています」 
 結局はこれでよかったのだ松中も。ホークスの松中で終われた方がきっと。どこかの球団がもし拾ったとしても、一時は話題になるかもしれないが、最終的に使ってもらえなかったら意味が無い。それで晩節を汚してはいけない。そんな気がする。

 そんなこんなで、東京MXのバラ色ダンディでもこの話題は取り上げられていた。この日は板東英二がコメンテーターの日で、DH(ピッチャーの代わりに打線に入る、守備はつかずに打つだけの選手)でしか使えないので仕方ないとコメントしていた。

 そんな板東英二は、本人の相談もなく球団から勝手に任意引退にされて球界を退いたそうだ。プロ野球の辞め方には”自由契約”と”任意引退”という2つがあって、前者は自由に他の球団に行けるが、後者はどこの球団にも行けず辞めるしかない。

 本人が納得していないのに任意もクソもないだろうという話だが、当時は坂東いわくそれが当たり前だったそうだ。 前年0勝、前々年が1勝なので契約されないこと自体はしかたないといえばしかたないのだが、本人は中日が他球団に行かせないようにそうしたのだと言い張っていた。

 三十路前にしてそういう憂き目にあい、その後紆余曲折を経て、カツラも経費だと思っていたという名言を残し、それでも今なんとか頑張っているのも5歳年上の奥様のおかげだろう。

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 金儲けが好きという印象の強い板東さんだったが、意外と結婚は早かったのだ。まあ奥様のきれいな事。この時から55年。奥様はカレのためにどれだけのゆで玉子をゆで続けたのだろう。