KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ここまでくるとショーンKに同情する。

 いまマスコミで話題になっている、ショーンKことショーン・マクアードル・川上氏。彼について、5時に夢中の木曜日コメンテーターである中瀬ゆかりがこんなことを語っていた。彼は腰が低く、経歴詐称といわれる部分についても、実は事情があったらしい。

 どうやら公式サイトから週刊文春は情報を仕入れたのだが、嘘の経歴といわれているところは日本語ではなく英語で、英語の部分は外国人に任せていたのだけれども、その訳が間違っていたのだと。つまりショーンK本人の意図するところではなかったということになる。

 彼女は週刊文春のライバル、週刊新潮の出版元である新潮社のニンゲンであるから、中立的な見方かというとそこは疑問は残るけれども、ショーンKのこの頃のメディアでの叩かれようをみると、実際に会ったことがあるヒトのこういう意見もあってしかるべきである。

 そもそも今日伝えられている、ほら吹きでホラッチョ川上と言われていたとか、整形をしているという話は、言われた本人が反論しづらい。無いことを証明するというのは悪魔の証明というヤツなわけだし。文春の言い分ばかり聞いて、ショーンKをみんなで攻撃するのは、いい傾向ではないと考えている。 

 もう地上波のワイドショーなんて、文春に乗っかりっぱなしだけれども。まずショーンKの言い分も聞いてあげろよと。それだけの取材費すら削らなくてはいけないのなら、そんなワイドショーなんてやめてしまえって話である。