KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

貴乃花28号

日本相撲協会春場所後に理事長選を控えていた。焦点は「八角理事長(元横綱北勝海)VS貴乃花親方(元横綱)」。これがかなりのドロドロだったのだ。

【相撲協会・理事長選】貴乃花を巡りマスコミまでドロドロの報道合戦|プチ鹿島コラム 

 先日の大相撲春場所。千秋楽での横綱白鵬の”引き相撲”での決着が大いに批判を呼んだわけだが、こちらの対戦はどちらも引かなかったようだ。元横綱貴乃花は同い年なのだが、なんなのだろうこのカレの風格は。

taka

 絶対に逆らってはいけないヒトの目つきだ。 若かりし頃の、あの宮沢りえと婚約破棄したあたりのころの面影はまったくない。あのときは若さゆえにやってしまいました的な、愛嬌のあるダメダメオーラがあったというのに。

 今はなんか鉄人28号みたいになっている。なんかレバー1本しかないリモコンでも動いてしまう感じすらする。 純粋なヒトなのだろう。だからちょっと変な大人と関わると、変なところに動いてしまうのではないか。前もお兄ちゃんとバトルしていたころに変な宗教っぽいのにハマっていなかったか。

 そういうところはかの大横綱双葉山に通ずるものがある。双葉山も新興宗教にハマっていたし。もうちょっとずる賢ければ、八角理事長にとりあえずやらせておいて、陰で根回しして次のために盤石の体勢を作ろうとか考えただろうに。