KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

岡田有希子さんが亡くなって30年

 さて4月8日は岡田有希子さんの悲しい死から30年。当時の映像なんかをみていると、(亡くなったヒトをあまり悪く言ってはいけないのだが)梨本勝はデリカシーがないなと感じる。それが当時の風潮だったのであろうがレポーターがぐいぐいと押し入ってくる。



 梨本勝だから許されるというか、リポーターという下衆な存在への嫌悪みたいなものを彼が一手に引き受けていたのかなとも今では思うが。そうなるぐらいの絶妙な見てくれと雰囲気を彼は持っている。

 現場の前にあったお弁当屋さんも現在は無くなってしまった。この事件の影響なのかはわからないけれども、30年の月日の長さみたいなものを感じる。

 この事件そのものも当時は衝撃だったけれども、その後に彼女と噂になった俳優さんにさらに衝撃を受ける。峰岸徹さんのファンだったので。当時はそうとう責められていたが、きちんと核心のところは本当に棺桶に持って行った。 そうか。峰岸さんも梨本さんも鬼籍に入られたんだなあ。本当に30年の時の長さを感じる。

 あのころ好きだった彼女の歌「ファースト・デイト」を聴いてみる。改めて聴いてもいい歌だ。