安倍晋三首相が夏の参院選にあわせて衆院選を実施する衆参同日選を見送る公算が大きくなった。地震が相次ぐ熊本県の地域経済の再生や生活再建は長期化が見込まれ、衆参同日選となれば、復旧を急ぐ被災自治体への負担が避けられないためだ。
安倍首相、衆参同日選見送りへ TPP法案は今国会承認・成立断念
ふだんあまり政治のことに関してはなるべく書かないようにしているのだが。これに関してはそりゃそうだろうという感じだ。じっくり腰をすえて熊本の震災についてもやってもらいたい。こんなに苦しんでいるヒトがいるというのに、地元の選挙対策とかやっている場合ではない。まだ前回の選挙から2年も経っていないわけだし。
ところでもし衆参同一選挙が見送りになるとすると、ここしばらくは命拾いするニンゲンがいる。まず一人は上西小百合だ。本会議を体調不良で欠席した翌日に男と旅行に行ってしまったあのヒトである。議員辞職を拒否し、当時の維新の党から除名された。まあおそらく次はないだろう。
彼女はついこないだテレビの前に姿を現し、そのまんま東とドンパチかましたりしている。ブログもちょこちょこ更新しては、いまどういう活動をしているのか報告もしている。問題はもう一人の方だ。 Twitterでこんな発言をして物議を醸したあいつである。
SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。
— 武藤貴也 (@takaya_mutou) 2015年7月30日
結局はお前がいちばん残念だった武藤貴也だ。この発言のあと未公開株問題が発覚し、さらに未成年男性を買春したことまでバラされてしまった。彼も離党はしたが、議員のまんまである。議員を辞めないのは法的に問題がないから仕方あるまい。
問題は公式サイトも閉鎖して、TwitterもFacebookもまったく更新しないので、なにをやっているかまったく見えてこないことだ。 潜伏したまんまで任期が終わるまでやり過ごすつもりなのだろうか。一回みんなの前に姿を現して謝罪するなりなんかしろよという話だ。
そこから任期が終わるまで議員としてやれることをやればいいのに。それか今度1回支援物資でも持って熊本に行けよという話だ。任期が終わるまでは給料がもらえるのだから。自分中心、極端な利己的考えが嫌いならば、公のためにそれぐらいやってもバチはあたらないだろう。