KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

モハメドアリ逝く

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 仕事に行く前、スマホTwitterを見ていて、誰かが危篤というニュースをツイートしていたのをチラッと見た。翌朝に患者さんが読んでいたスポーツ新聞の見出しでモハメドアリの死を知った。まだ74歳だったんだ。

 というのも伝説があまりにもありすぎて、神話レベルにまで昇華してしまっているから。ローマオリンピックとかベトナム戦争とかアントニオ猪木との異種格闘技戦とか聞けばそりゃまあ現代のお話なんだってわかるけどね。

 猪木との異種格闘技戦は世紀の大凡戦なんていわれているけれども、いま考えてもこのふたりがおなじリングの上で戦うこと自体がすごいことだったし、アリが猪木と戦ったおかげでプロレスにひとつの伝説ができ、なおかつプロレスの歴史と未来を変えたと僕は思っている。 

 しかしスポーツ新聞の見出しってセンスを疑う。アリという偉人が死んだというのにダジャレとか。談志師匠のときもそうだったけどさ。あれがインパクトあるとでも思っているのかね。 

 写真は休憩時間中に撮った江の島。雨がしとしとと降っていて空がまだ暗かったので、いつもと角度を変えてみた。こんな時間に軍用機は飛んでいる。なるべく静かにゆっくりとだったけど。しかしいくら静かにゆっくりとはいってもそもそも深夜から早朝は飛ばないという決まりではないのか。

 騒音だけが問題じゃない。ゼッタイに安全な飛行機なんてないんだから、ふつうみんなが寝静まっているときに飛ぶことが問題ではないかな。