前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

福祉用具レンタルを原則自己負担化する(財務省)







TOKYO MX「モーニングCROSS」より


 


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 君、バカなの?そう財務省の役人に言いたいね。なにを勉強してきたのか、聞いてみたいよ。とりあえず故事ことわざ辞典を手にとらせて、「木を見て森を見ず」という言葉がどんな意味なのか、調べさせてみたいね。

 そんなことをやれば、よけいに金がかかるようになるよ。福祉用具は体が不自由なヒトが使うというだけではないわけさ。さらに不自由にさせないように、予防する役割もあるのだよ。

 現状は軽度であったとしても、そのヒトにあった福祉用具を使わなかったばかりに、転倒など思いもよらない事故が起こるわけさ。その使わなかった原因が、”お金が高くて使いたくても福祉用具が使えなかった”だとしたら、それこそ本末転倒ってヤツだよ。

 病院に勤めているとさ、なんでこんなことになったのっていうケガをして運ばれてくるお年寄りをよくみるんだけどね。話を聞くとたいていが”転ばぬ先の杖”を持たずに、ちょっとした油断で、ちょっとした段差で転ぶんだよ。

 福祉用具の費用なんかよりも、よっぽど寝たきりになったときの介護費用の方が高くつくからね。そういうヒトを自己責任とかいってほおっておいて野垂れ死にでもさせるのか?そうはいかないだろうよ。それともそういかせるように持っていくのか?

 医療の発達によって、内臓は丈夫になって長生きするヒトが多くなったけど、医療で脳の退化を止めることはできないんだよ。その衰える脳に直結して動かさざるをえない手足を、どう補助するのかっていうのはすごく大事なわけさ。

 多少の負担増は、しかたないとしても、全額自己負担はないわ。支出を抑えたいというのなら、予防に金をかけた方がいい。死ぬときは歩いていてポックリいけるように。それがいちばん金のかからない死に方なのさ。

 さいごに。老人の切実な叫びにたいして”甘え”とか言っているヤツに、ひとこといっておくよ。そういうことがいえるのは、オマエが健康に生きている現状というのに甘えているからなんだよ。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。