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昭和50年代少年のKOTOBASM

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

星の輝き 胸に浴び 心震わせ 今、ベルが鳴る  その響き伝えるのは君 永遠に消えない 喜びの響き(岡山県創志学園高校校歌)







NHK高校野球中継より


  高校野球では恒例になっている校歌の斉唱だけど、さいきんは勝利した高校が試合終了後に歌うだけじゃなくて、2回の表裏の攻撃がはじまる前に、各校の校歌が流されるんだ。応援団が歌う姿は、誇らしげでさわやかなものだよ。

 しかしいろんな校歌があるもので、さっきテレビでこの創志学園の校歌を聴いたときには、ファンタジー映画の挿入歌かと思ったよ。曲も独特だから、応援団もなんか歌いにくそうだったね。

 かくいう俺の母校の校歌なんだけど、いまはもう存在しないんだ。学校が合併してしまってね。母校が無くなってしまったのさ。まだそれでも僕が通っていた高校の方は合併後に校舎が使われているからまだいい。

 もうひとつの高校の方は校舎すら影も形もなくなってしまったんだから卒業生にとっては寂しいよね。時代のながれと簡単には片づけられないさ。そしておのずと校歌も新しく作られることになったんだけど。

 これが千葉のFMラジオ局の番組企画で作られることになってさ。作詞作曲がそのラジオ局の人気DJという。歌詞は在校生や卒業生の意見を参考にして作ったらしいんだ。それがこれ。



松風受けて 坂を駆け上がり 陽光射す 


萌黄の丘に 堯堯たる 理想の旗を 


共に空高く掲げ 広がる房総 


一途な願いは 海を越える


いざ行け 誇らしく 燦然と 輝く


未来を手にするまで

  一番はいい。なんか高校生だったころの校舎の情景が目に浮かぶようだよ。問題は二番さ。


 


 



思い通りに行かないことや 


涙に折れる日も来るだろう


逃げないように 負けないように 


愛する人守る強さで


潔己に身を寄せ 


健児なりと笑って突き抜ける


胸を張れ 高らかに 


歩は遅くとも 輝く未来を手にするまで


いざ行け 誇らしく 


燦然と 緑多き 母校 ここにあり

(千葉県立大網高等学校校歌)




 水戸黄門みたいだなおい。まあしかしこれもまた時代の流れなんだろうね。校歌ってなぜかしらないけど、大人になったいまも歌えてしまうんだ。公には消えたとしても、卒業生の胸の中にはずっと在りつづけているんだ。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。