前衛アングラ芸人・きぐるいツネちゃん(明智半平太)のブログ「昭和50年代少年のKOTOBASM」

団塊ジュニア世代とも、悲劇の世代ともいわれる昭和48年生まれが管理する、昭和ノスタルジーといまを語るblog。僕たちが生きてきた証のことば。それはイズムそのものである。(明智半平太)

アトムの7つのチカラを目指したロボットが生まれていきます。(神奈川県 産業労働局)







さがみロボット産業特区パンフレッドより


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 横浜マリンタワーにほど近い、横浜人形の家に「鉄腕アトム ロボットと暮らす未来展」を見にいったよ。大まかに二つに分かれていて、アトムの模型や原画のコーナーとさがみロボット産業特区のコーナーがあった。

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 これは人型コミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」で、俺が入ってくるなり挨拶してきたんだけど、無視したらしばらくして、「今は話しかけない方がよかったですね」ってさみしそうに言われたよ。わるいことしちゃった。

 ところで君は、アトムの7つのチカラを知っているかい?

・10万馬力

・サーチライト&カメラ
・聴力1000倍
・人口声帯
・電子頭脳
・人の心を感じる力
・空飛ぶジェットエンジン

なんだけどさ。やはり一番気になるのが、”人の心を感じる力”だね。そもそも人の心ってなんなんだろう。

 俺はさ、自分はヒトの心がわかるなんていうやつがはっきりいって嫌いなんだ。そんなものわかるわけがないんだ。実体がないのだから。そういうヤツは結局、相手を攻撃するのに「あいつは人の心がわからない」っていうのさ。

 ジブンはその”仮想敵”の心の深層など読もうともしないくせにね。友達づくりや恋人づくりのために、軽率にそういうことを言っているだけなのさ。そんなヤツと友だちや恋人になるニンゲンってのもアタマパッパラパーなんだろうけどね。

 心ってなんなのか。俺の仮説なんだけど、頭の中における入力と出力をつかさどる機関ではないかな。うまく説明できないけどね。まあそんなもんだとしておこうよ。

 そうすると、ロボットにニンゲンと同じような機関をとりつけるのは不可能だし、もはやニンゲンはそういうのをロボットにつけようなんて思っていないだろうよ。いまやロボットが勝手にニンゲンを殺す時代になっているんだよ。

 ジハーディー・ジョンだって、ロボットに殺されたじゃない。作ったニンゲンはただ人を殺すプログラムを作っただけ。そこにはヒトを殺したという実感も、罪の意識もないのさ。心というものが存在しないロボットが勝手に殺した。それだけのことなのさニンゲンにとって。”便利”な時代になったね。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。