KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

長谷川豊に立ちはだかった3種類の敵



 いやまだ終わらないのかもしれないが。”テレビのレギュラー週8本”のうち2本の降板が決まったわけだが、炎上の火の手は勢いを止めない。とことん燃やし尽くすつもりらしい。燃やし尽くしたところで、それだけでなんの解決にもなりはしないとおもうのだが。

 長谷川豊もうまい具合にいままでは、”テレビなんて観ないと公言するネット民”をうまく煽ってやってきたはずだ。おそらく”不摂生の透析患者を全額負担にして殺せ”というのも、本人にとってはいつもどおりの煽りだったはずだ。悪意はない。ただいつものあたりまえのカレの発言だったにすぎない。

 フジテレビ出身のフリーアナウンサー。14年間、朝の情報番組「情報プレゼンターとくダネ!」で、現場取材やニュースのリポートを担当。ニュースプレゼンテーションのプロフェッショナルとして活躍。 取材した現場数は1700以上。伝えたニュースは2500を超える。同番組が2012年まで続けた連続視聴率1位の中心人物の一人。

 ちなみにこれは長谷川豊のブログのプロフィールの一文である。こういうことを常にプロフィールでアピールするような人間をこころよくおもっていないニンゲンがマスコミにもいたんだろうなと。それで今回の一件が引き金になったと。

 そして圧力団体も登場してしまった。透析をビジネスにするニンゲンにとって、”テレビのレギュラー週8本”の影響力を持つ長谷川のこのコトバは看過できないだろう。

 さすがの長谷川も、

”面白半分に炎上させるネット民”
”マスコミ関係者”
”裏にいるであろう透析ビジネスのボス”

を敵にまわしては敵わないだろう。しかしすべての仕事を奪わなければならないのか。それは疑問だ。敗者復活戦あってしかるべき。どうか東京MXのバラ色ダンディは長谷川を降板させないでほしい。なんだかんだいっても長谷川の番組における仕切りはうまい。余計なことをいわないのでスムーズに進行するのだ。 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。