部長「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」「会議中に眠そうな顔をするのは管理ができていない」「髪ボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「今の業務量で辛いのはキャパがなさすぎる」
— まつり (@matsuririri) 2015年10月30日
わたし「充血もだめなの?」
通勤途中の駅構内。50代と思しきサラリーマン男性2人が、過労死で自殺に追い込まれた電通の女性社員のことを話していた。「電通は肉体労働じゃないでしょ」「残業100時間で労災なんて言ったら、私なんか…」と嘲笑っていた。こういう感覚が人を追い込み、自分をも追い込むというのに…
— Kazumasa Kawaguchi (@kazsoul) 2016年10月14日
いまは非公開になってしまったが、電通で過労自殺に追い込まれた方のツイートである。かたや通勤電車でのサラリーマン男性のやりとり。おそらくこの部長とサラリーマン男性2人は同世代であろう。いわゆるバブル世代で若いころはブイブイいわせてたにちがいない。
ジブンのころと、いまでは時代もまた違うだろうに。あのころと同じ調子で部下を搾ろうとするのだから、困ったものだ。搾られたほうはそれこそ乾いたぞうきんなのに。昔のヒトと今のヒトの能力の問題ではない。あくまでバブル時代とはワケがちがうというハナシである。
バブルのころは、成果が出れば報酬として反映されていただろうが、いまはちがう。”希望感”がちがうのだ。働いても働いても成果がみえないのがいまの時代なのだ。だから目標を見失ってそれでも働かされるから、心も疲弊してしまう。
そういうところが、いまの50代中間管理職は無神経なのではないだろうか。そんな気がする。これまだ若い女性だったから問題になったけど、もしこれが40代の独身男性の過労自殺だったら、こんなので自殺するなんて使えねえなで社会全体ハナシは終わっていたんじゃないだろうか。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。