昭和の未来予想図
「25年後のサザエさん」いつごろの”25年後”かはわからない。とにかくカツオとワカメとタラちゃんが、タイムマシンに乗ってやってきた。磯野家の外観はまったく変わってはいない。
小学生のころ、NHK総合テレビで18時から、「600こちら情報部」という児童向けの情報バラエティ番組があった。そうなのだ。あのころのこの時間帯は、大人たちが観るようなニュース番組の時間ではなかったのだ。
2061年。おそらくこの世にはいないから、たしかめようがないのだけれど。とりあえず”空飛ぶ自動車”はできそうなかんじがまったくしない。はたして人工知能搭載の自動運転の車は誕生するのであろうか。
たとえば電子頭脳は現世においてヒトの罪を裁くようになるのだろうか。弁護士や検事も必要がなくなって、過去の判例データを分析して、機械の裁判官が判決をくだすように。
最近よくみかけるコトバに”AI”というのがある。いわゆる人工知能というものだ。はたしてヒトはヒトと同じような知能をもつ装置をつくることができるのか。それは”神の領域”に入り込むのか。
精神銃は敵が心の奥深く秘めた弱みや秘密を鋭く探り出し、より効果的にプログラミングして音声弾を作り、最適のタイミングで発射するのだ。この狙撃を受けた被害者の救出法は永遠にない。
原子力でお化けのような植物もつくり、肉も人工肉を食べるようになります。このエネルギーのもとは、全部原子力です。 国際情報社「未来物語(昭和48年刊)」より
小学館「なぜなに学習図鑑シリーズ・ロボットと未来のくらし(昭和45年)」より ==== しかしあれだね。昭和40年代に未来予想図を描いたヒトというのは、二足歩行のロボットにこだわりがあったんだね。たしかに俺もロボットといえばこれなんだ。四角い顔に丸…
朝日新聞社「2001年の日本(昭和44年)」より ==== 俺は昭和40年代を中心として書かれた未来予想図が大好きでね、関連の本を何冊か持っているんだ。「2001年の日本」はその中の一冊というわけ。あのころは21世紀という区切りに明るい未来を想像していたんだ…
部屋のかたすみに、むかしの百科事典があります。学研こども百科という名前で、子どものころ持っていたものです。父親が学研の教材のセールスをやっていたので、こういう本がわが家にはいろいろとありました。詳しい発行年はわかりませんが、大阪万博の記事…