KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

どこかで百合子ファースト【小池百合子】

 みなさま新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今年は4日が仕事始めというヒトが多かったのではないだろうか。都庁もそうだったらしい。

  となると、もちろん小池百合子・東京都知事も出勤するわけで、都庁にいる報道陣の前に颯爽と現れた。するとどこからか、「百合子~♪」というちょっと覇気無さめのかけ声が。

 みるとごくふつうの都民が集まって、都知事をみつめている。ちょっと嫌な予感がした。すると次の瞬間、ちょっとイラッとした顔で、その都民たちを一瞥する都知事。予想どおり。

 都知事はいぜん、”都民ファースト”なる言葉を発していた。しかしそれは建前である。もちろん建前というのは、それこそ建前だから守らなくていいとかそういうことではない。

 ただ建前というからには、隠された本音というのも存在するのだよという話だ。なにをいいたいのか。つまり百合子と呼び捨てにしたらダメよってことだ。世の中って民主主義のようにみえて、士農工商の制度はまだ残っているから。

 小池さんの政治家デビューというのは日本新党からだったが、あの細川護熙さんよりも、なんか殿様っぽかったものどこか。だからヒトビトは粗相のないよう、彼女をうまくなだめすかしてもろもろを運営していかねばならないのであった。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。