平日の夕方にテレビをみているとそれはよくやっていた。いろんなところに出向いては、街ゆくヒトビトに食べさせて、そこで押阪忍さんがすかさずマイクをむける。ラーマゴールデンソフトのコマーシャル。あの場面ではさすがにマズいとはいえない。
でもそれでまったくかまわないのである。その場は美味しいといっておけば。さらにうまいことをいえば、あわよくばCMに起用されるかも。なかにはプロのエキストラがいて、セリフも用意されているヒトもいるかもしれないが、負けてはいけない。
押阪忍さんだってあんなにこやかな顔とソフトな語り口でインタビューしているけど、心の中では、テレビカメラの前だからって、よくそんなお世辞いえるなあなんて思っているにちがいないのだ。
などと失礼なことを書いてしまっているが、ラーマはしぶとくいまも生き残っている。「パンにはやっぱりネオソフト?いやいや。」である。これもむかしのラーマ奥様インタビューによる日本国民の脳裏への刷り込みの結果だろう。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。