KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

最低ジョン・レノン【ビートルズから始まるメモ】

f:id:hanpeita1973:20170711152853j:plain


 毎週聴いているラジオ番組に、bayFMで日曜日18時からやっている「ビートルズから始まる。」というのがある。パーソナリティは小林克也で、ビートルズのエピソードコーナーというのがある。

  現在はジョン・レノンの最初の妻だったシンシア・パウエルの手記を和訳したものを小林克也が朗読しているのだが、ただいまジョンとシンシアとの離婚問題真っ最中なのである。 

5歳になったジュリアンも同じ寂しさを感じていた。   
「ねえ、パパはロックのお仕事が忙しいの?」
「いつ、お家に戻って来るの?」   
毎日訊いて来る。     
シンシアはどう答えていいか判らなかった。   
そしてついにある日、こう答えた。   
「パパはねえ、もう一緒に暮らさないんだって」   
「え? どうして?」   
返答に困るシンシアであったが。   
「あんまり仲良くできなかったからよ」   
と答えてはみたものの、ジュリアンにはよく理解できなかったらしい。


 5歳の子にとってこれは辛すぎる。ちなみにジョン・レノンと二番目の妻・オノヨーコはW不倫の末に再婚していて、オノヨーコにもキョーコという娘がいた。救いようのないハナシである。

 でもって話し合いをするために、シンシアの家に来るのだけれども、なぜかヨーコものこのこついて来る。来るなよ。もちろんヨーコにだって、言い分はあるのだろうけれども。そして最初に口を開いたジョンのコトバがまた鬼畜まっしぐらなのである。

「会いたいっていうから、来たんだけど。僕に、何の用があるの?」


 おまえマジふざけんなってハナシなのである。ビートルズは大好きだし、あくまで人間性と音楽性のよさは別問題なのだけれども。ただ聴いてて腹が立つものだから、この後に流れるビートルズの歌もまた少し違って聴こえてしまうのであった。

 ちなみに表題は、真心ブラザーズの「拝啓ジョンレノン」をもじっている。というわけでまた新たなハナシの展開があったら、このブログで言及していこうとおもう。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。