KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

はじめて洋楽というものを意識した番組【ひらけ!ポンキッキ】

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 おもいだしてみると、この番組もふしぎな番組であった。番組をとおして全部つながっているわけではなく、なにがいいたいのかもよくわからない。それでもなぜかみてしまう。それが「ひらけ!ポンキッキ」であった。

  番組内には歌のコーナー以外に、スポットというものがあった。文字や数字の意味、数の概念、色の名前などをアニメで15 - 30秒程度紹介する。はずなのだが、なぜか歌のほうばかりが頭に残ってしまうのであった。

 放送された幼児の時分は、この曲がビートルズだとは知らない。けれどももうちょっと歳をとって、あらためてフルで聴いて、これがビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」というふうに紹介される。

 するとああ、あのときポンキッキで流れていた曲だと思い出すのであった。マージョリー・ノエルの「そよ風にのって」もそのパターンであった。おそらくポンキッキで流れていなかったら、ふとどこかで流れても意識すらしなかったであろう。


 

 番組内容そのものは、「自然・社会・言葉・数・しつけ・リズム・感覚」の7つのカリキュラムで構成されていたのだとか。いがいとボケっとみているようで、そういうのも小さい頭に刷り込まれていたのかもしれない。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。