KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

嗚呼…日生学園

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 なにでこの学校のことを知ったのだろう。ニュース番組の特集だったのだろうか。それともドキュメンタリー番組だったのだろうか。とにかくいえるのは、その当時は高校入学前であり、こんな学校に入ったらイヤだなあということだった。

 

 

 なにが嫌かって、このような全寮制の学校で、外出もできない、テレビもラジオもダメで外部からの情報が遮断され、娯楽もないような閉鎖的な場所では、抑圧されて、かならずといっていいほど弱い者イジメが発生するからだ。

 

 こういう学校を出たニンゲンは結局、上の者の命令には忠実に従うが、下の者にたいしては抑圧的になる。一部の大人にとっては都合のいい存在かもしれないが、弱い立場にいる者にとっては、たまったものではない。

 

 この日生学園の卒業生で有名なのは、ダウンタウンの浜ちゃんだが、知る人ぞ知るある女性も卒業生である。日向まこというエッチなビデオの女優さんで、僕が高校生のころ大好きなヒトだった。

 

 ある日に母校で放課後に、先生と日向まこの魅力について語り合ったことがあった。いまなら問題になるのかもしれないが、そこは20何年も前、大らかだった時代のハナシである。この高校に入ってよかった。いまでもつくづくそうおもう。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。