KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

旅行の友

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 ふりかけは名前を聞けば味がわかるものがある。代表格は「のりたま」である。そのほかにもシンプルに「たらこ」や「すきやき」なんていうのもある。丸美屋さんかみんな。

 

 もう一方で名前を聞いただけでは、わかりにくいふりかけというのも存在する。瀬戸風味なんていうのはその代表格である。結局のところ、瀬戸の風味ってどんなの?だが瀬戸風味はもはやメジャーなので説明不要だ。みなまでいうなという風格がある。

 

 さて「旅行の友」なのである。このふりかけは僕の好物であり、いつも行きつけの24時間営業のスーパーマーケット「トライアル」で1袋78円で売っていて、いつも買って常備してある。

 

 旅行の友は何味かというと、”飽きの来ない味”とでもいうのだろうか。”スタンダードなふりかけ味”である。小魚もごまものりも乾燥玉子もそこそこ入っている。そこそこだけに、「のりたま」ほどはのりと乾燥玉子が主張しないのがポイント。

 

 旅行の友はぜひ外出時にも持っていきたい。なんといっても”旅行の友”だから。パッケージの顔の髪の毛も切符だから。ひなびた食堂で、ラーメンライスを頼んだときに、サッと取り出して、ごはんにかけて食べるといい。

 

 炭水化物ばかり摂ってる罪悪感から、ちょっとだけ解放される。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。

 

 

田中 旅行の友 23g×10個

田中 旅行の友 23g×10個