KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

エースコックのスーパーカップ

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 前回の記事で、忌野清志郎タイマーズが、NHKで企業名の入ったコマーシャルソングを歌ってしまったというハナシを紹介したのだが、実はもう一つ、一般的にそれやっちゃダメでしょということがあった。

 

 その当時、タイマーズが発表した「デイドリーム・ビリーバー」というモンキーズの楽曲をカバーした曲が、エースコックのスーパーカップのコマーシャルに使用されていたのだ。

 

 

 なのに清志郎ったら歌っちゃうんだものなあ。しかも最後”グラッチェグラッチェ”いうし(笑)そういうところの垣根を取っ払っちゃうところが、忌野清志郎というヒトのカッコよさなのだが。

 

 このスーパーカップというカップ麺は、大盛りカップ麺の先駆けのような存在だった。発売が昭和63年で、現在も発売中であるから、いってしまえば平成という、ひとつの時代を駆け抜けたということになる。

 

 余談ではあるが、当時うちのクラスでは、この”グラッチェグラッチェ”が流行した。のちにこれを言っていたサーファーのお姉さんが海で遭難して亡くなったという噂というか都市伝説みたいなものまで発生したものだ。

 

 もしかしたら、その真相を確かめるべくこのブログの記事にたどり着いたというヒトがいるかもしれない。ダメではないか。ニンゲン知らなくてもいいことなんて山のようにあるのだから。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。