オイルショックとは、原油の供給逼迫および原油価格高騰と、それによる世界の経済混乱であり、事の発端は第4次中東戦争において、イスラエルに味方する国にたいして敵対するアラブ諸国が経済制裁をし、原油価格が高騰したことから起こった。
日本にも大きな影響があり、あるひとつの騒ぎが起きた。それがトイレットペーパー騒動である。原油価格の高騰で、トイレットペーパーが手に入らなくなるとして、庶民が買い占めのため殺到したのだ。
当時、管理人は赤ん坊だったが、特にそのおかげでお尻をロクに拭いてもらえなかったという記憶はない(あたりまえだ)。この”トイレットペーパーが手に入らなくなる”というハナシはデマだった。
発端は大阪のスーパーで、100円のトイレットペーパーを特売していて、それがなくなってしまい、代わりに200円の高級トイレットペーパーを置いた。それをみた客が、オイルショックのせいで値段が倍に上がったものと勘違いし騒いだのだった。
それを偶然居合わせた新聞記者が記事にしてしまい、それが全国に広まってしまった。さあトイレットペーパーが無くなる前に買いだめしておこうとなってお店に殺到してしまい、大きな騒ぎになってしまった。本当は十分な量はあったのだとか。
オイルショックの影響は、テレビにもおよび、NHKが23時には放送終了し、それだけではなく昼も1時間放送休止していた。しかし民放はともかくNHKがあまり放送休止するのもどうかと。もしなんかあったらということを考えたら。
まあ昔のハナシだからしかたないのだけれども。
今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。