KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

サクマのいちごみるくの芸の細かさについて

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http://www.sakumaseika.com/fun/ichigomilk_development/

 

 そう言われてみればそうだった。あのいちごみるくというキャンディーは噛んで食べるものだった。最近は食べなくなったし、むかしとくらべて、あまりお店でも見かけなくなってしまったけれども。

 

 ところがどっこい。それでもいちごみるくはまだ作られつづけているのであった。発売は1970年。あと2年で誕生50周年である。缶のドロップといいフルーツのフレーバーのキャンディーといったら、やはりサクマさんなのである。

 

 小さい子どもの時分には、そうなっているということを意識したこともなかったが、いちごみるくは外側がイチゴ味の薄いキャンディーで、内側が層になったミルク味のキャンディーで構成されている。

 

 最初から噛むために作られている飴。そんなこともしらずに噛んでいた。たしかにサクマのいちごみるくを最後まで舐めたことなんて一度もない。シンプルなようでいて、芸の細かいキャンディーなのであった。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、僕は君の傍にいる。