横浜・センターグリルのスパゲティーナポリタン


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 スパゲティーナポリタンは、魅惑の食べ物である。食欲を刺激する燃えるようなその色、鼻腔を刺激してやまないその芳香。そして子どものころを想起させるノスタルジー。大人として生きるのに疲れたとき、ぜひ食べておきたい一品である。

 

 

 しかし食べるシチュエーションを選ぶ一品でもある。なかなかデートのときには食べづらい。おつきあいをはじめる前と直後など、注文すればしたで幼さを露呈する。口の周りにまとわりつくケチャップは、幻滅を呼びかねぬ、まさに運命のトラップである。

 

 だからなのか見ていると、スパゲティーナポリタンを食べるヒトは、家族連れか一人のヒトが多い。この日食したセンターグリルでも、隣のテーブルに30代ぐらいの女性が一人座ってスパゲティーナポリタンを食していた。

 

 この女性がプライベートで独りなのかというと、そうも言いきれまい。相手はいるけれども、二人のときはスパゲティーナポリタンを注文する勇気がまだなく、こっそりと独りで食べにきている可能性もある。

 

 それほどスパゲティーナポリタンという料理はむずかしい。けれども2人で食べるのが平気になる時がきたとしよう。それは二人の関係が成熟したという証しなのである。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。