KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

「超常現象Xファイル」を今年観て感じたこと

 テレビ朝日で先日放送された「ビートたけしの超常現象Xファイル」を観た。この手の番組はよく観ていて、それはエンターテイメントと割り切りながらであった。だが今年は哲学を学びだしたのと、身近な人の死もあり、これまでとは見る目が変わった。

  そしてこの手の番組から、霊や霊能力というハナシが消えていたことに気づく。どうやら10年ぐらい前から、霊感商法対策関係の弁護士の団体から要望書がテレビ局に送られたのだという。

 また平成18年には、部活動でレギュラーを外された中学2年生の少年が、”できる人間に生まれ変わる”として自殺したことがあった。その少年の遺書に霊界のことを扱ったテレビ番組を観たことが記してあったのだとか。

 

 そしていまでは、UMA(未確認動物)が多く扱われるようになった。そして”それは明らかに違うでしょ”というのを出して笑いをとることが多くなっていった。だがなぜか今年は、大槻義彦さんとたま出版の韮澤社長のバトルがなかったのだが。

 

 たしかにテレビ番組で霊については扱わないほうがいいのかもしれない。科学的な根拠とかいうけど、科学で証明できないから霊なのだ。ニンゲンが解明できたら苦労はしない。だからこそ霊能力があると言い張るニンゲンなんて、公の場に出さない方がいいのだ。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。