KOTOBASM

言葉を使うようになって、ヒトは”時”を作った。それまではただ目の前にやってくる”生”を生きるだけだったのに、言葉と時制を持ったがために、ヒトはやがてくる死というものに怯えるようになった。

”地方のファン”のヒトは”箱根駅伝の全国化”をあきらめてもらいたい


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 学生スポーツの華、箱根駅伝関東学生陸上競技連盟が主催している大会だ。
「関東大会」にすぎないわけだが、その人気は「全国大会」である全日本大学駅伝を凌駕している。そのため、ファンや関係者から度々、“全国化待望論”が挙がっていた。
昨年11月には日刊スポーツが、「第100回の記念大会となる2024年1月の箱根駅伝で全国化を検討している」と報じたこともあり、一部で大きな話題となった。

箱根駅伝の「全国化」が実現するとどうなるのか(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

  みなさんは箱根駅伝をテレビなどでごらんになったであろうか。僕の住処は東海道線沿いにあるので、1月の2日3日ともなると、ヒトビトの熱気を感じることができる。場所的には3区や8区の遊行寺の坂から海沿いに行く途中のあたりだ。

  いつだったか某宗教系の大学の〇価大学が出場したときなどは、大学名の幟を持ったヒトビトがたくさん発生・・・いや発生といっては失礼なのだが、応援する場所を求めて僕の住処の周りを歩いていたということもあった。

 

 そのような人気のあるイベントの箱根駅伝に、関東の大学しか出られないのは関東の陸上競技連盟の大会であるからで、じゃあなぜこのような関東の大会を全国ネットでやらなければならないのか?というハナシにもなってくる。

 

 若いヒトは知らないかもしれない。100年近い歴史を持つ箱根駅伝であるが、全国ネットで放送されるようになったのは、たかだか30年なのである。それ以前は10年ほど東京12チャンネル(現在のテレビ東京)が放送していた。

 

 東京12チャンネルは関東ローカル局であるから、もちろん全国ネットではない。しかも当時はゴールシーンは生中継であったけれども、レース内容はダイジェスト版を放送していたのである。つまり箱根駅伝も、元はローカルな競技だったのだ。

 

 ということで”全国化”を希望する、地方の箱根駅伝ファンのヒトには悪いが、結論として箱根駅伝を”全国化”にしてしまったら人気が落ちるので、あきらめてもらいたい。それはなぜか。

 

 たとえば東京六大学野球という、学生野球では一番人気のあるリーグがある。この東京六大学が入れ替え制になって、強ければどこの大学でもOKですよとなったらとたんにつまらなくなる。早慶戦がない東京六大学野球は、もはや東京六大学野球ではないのである。

 

 箱根駅伝も同じことで、もはや”箱根駅伝”というカタチが出来上がっているのである。たとえば早稲田に地方の大学が勝って箱根駅伝に出たとしても、観る方は興ざめしてしまうのだ。

 

 なのでもっと違った方法で、地方は地方なりの活性化のしかたを考えたほうがいい。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。