KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ヒトは気休めを消費して生きていく

 この歳になって毎日働いていると、やはり湯船につかるのは大事であると、つくづく考えさせられる。アパートに帰ってきたらまず風呂を洗ってお湯をためるのが日課になっている。

  そうなると入浴剤を入れるというのも日常となってしまう。20代の僕なら考えられない行動である。シーズン関係なくシャワーで済ませていたのだ。30代になって女の人と住むようになってからは、彼女が入るので、もったいないからついでに入るようになった。

 

 40代になって独り暮らしをするようになって、またしばらくシャワーだけになったのだが、40半ばになってからというもの、また湯船につかるようになった。疲れに抗えなくなったのだ。

 

薬用入浴剤 いい湯旅立ち にごり湯紀行 ゆずの香り 600g

 入浴剤はもっぱらこの”いい湯旅立ち にごり湯紀行”というものを使っている。これが実に安いのだ。でもおそらく効果は値段に関係なくきちんとある。まあ気休めといえばそうなのだが。

 ただヒトの生活って、気休めの積み重ねで成り立っているのではなかろうか。気持ちだけでも少し前向きになればそれでよし。そういうことにしておこう。というわけで、これからお風呂に入ってくる。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。