KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

なぜ選挙の投票率が上がらないかについて思われる

 参議院選挙が終わって1週間になろうとしている。ふだん国政選挙は投票に行かないニンゲンなのだが、今回は思うところがあって行ってきた。まあ結局は予想どおりの結果で、投票した候補者は落選するわ、自分の理想とはほど遠かった。

 

 よく選挙になると、投票に行け、行かないヤツは文句をいう資格はないぞというヒトがいるけれども、僕からいわせると、選挙に行って落選したヒトに入れたニンゲンこそ、文句をいう資格なんて喪失しているではないかというハナシだ。

 

 民主主義というのは、少数派は多数派に従わないといけない。ネガティブキャンペーンをやっているような相手でも向こうが多数派になれば、どんなにバカにされてもガマンしなければならないのである。

 

 であるなら投票なんか行かない方が、敗北感にまみれずに済む。多数派に属して声だけ大きいようなヤツにマウントをとられるぐらいなら、投票なんて行かないで無関心をきめこんだほうが、精神衛生上にもいい。だから投票率なんて上がらないのである。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。