KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

美爆音について思われる

 今年もこの季節がやってきた。夏の甲子園である。僕の故郷である千葉県は、いい選手が県外に行ってしまったりして、なかなか優勝できずにいる。逆にいうといい選手を集めて優勝をめざす学校がないともいえる。

 

 他の関東の県は優勝しているから、よけいに歯がゆいのである。それでも今年は、春のセンバツ高校野球習志野高校が準優勝になった。あともう少しというところだったのだが、夏も出場することになったので期待したい。

 

 習志野高校といえば、応援が有名で、吹奏楽は全国でもトップレベル。その演奏は美爆音と呼ばれている。あまりにも爆音すぎて、センバツでは甲子園球場の近隣住民から抗議電話があったのだとか。


習志野「星空のディスタンス★19夏完奏バージョン★」

 これは全国的にあまり知られていないのだが、実は習志野高校は公立の学校である。いまや私立全盛の高校野球であるが、ぜひとも今年は一石を投じてもらいたい。応援もふくめて野球エリートの学校でなくても、ここまでできるというところを見せつけてもらいたい。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。