KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

”昔はよかった”と夏目雅子さんと

 ニンゲン年老いてくると、昔はよかったと言いがちになってしまう。さらにはそこから、昔のあれはよかった、いまのはダメとも言ってしまう。これはよくない。このようなことをいえば、若いヒトとの乖離が生まれてしまうからだ。

 

 なんてったって、若いヒトはリアルタイムで接していないのだから、昔のものへの思いをを共有できない。ほんとうにいまのものがダメなのか、確かめようがないのである。ドラマなんかそう。よく昔の作品のリメイクをやったりするが。

 

 そのむかし西遊記というドラマがあった。この作品も何回かリメイクしている。オリジナルは孫悟空堺正章で、三蔵法師夏目雅子だったのだが、夏目さんは27歳で美しさの思い出をわれわれに残したままお亡くなりになったので、よけいに思い出は美化される。


【ドラマ】 西遊記Ⅱ 第26話 「母上は妖怪か?再び天竺へ」完

 僕も子どもの頃、このドラマが好きで毎週観ていた。後年知ったのだが、夏目さんは作家の伊集院静と不倫ののちに略奪婚のようなカタチで結婚した。結婚前に何度も伊集院のと子を宿し堕胎をくり返したという。

 

 だからといって、僕の中で夏目さんの評価が下がったわけではないのだが、カルマを背負っていたんだなと思わされる。

 

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸がつづくかぎり、僕は君のそばにいる。

 

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幸福の科学と「過去世」について