KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

「炭水化物×炭水化物」は背徳の香り




炭水化物+炭水化物はあり? ローカル食文化問題 

私は千葉県出身である。
いうなれば東京のすぐ右隣側の人である。 
東京というスタンダードに侵されている地域といってもいいだろう。 
だからこそ、地方の人の食文化を尊重しないといけないと自戒している。

虫を食べるというのも、昔食べるものにも事欠く時代の先人の知恵であったはずだ。
だからこそ現代人は、気持ち悪い人もいるであろうが、虫を食べるのはおかしいと簡単に考えてはいけない。
今を生きるわれわれだって、大きな天災に遭って、今まで金で買えた食べ物が買えない状況が来るかもしれない。
そうしたら、生きるために虫だって食べなきゃいけないのだという心構えが必要だ。

おしるこの件にしても、もし結婚した人が地方の人だった場合、それなりの心の準備が必要だ。
食文化というのは、大きなアイディンティティである。
それをハナから否定してしまったら、かなり相手の家族の心証を悪くするだろう。
白味噌仕立ての餡この入ったお餅のお雑煮。
もし私が香川出身の女性と結婚して正月に食べることになったら無論食う。
それが愛というものである。

しかしこれはやばいなというのがある。
「炭水化物×炭水化物」だ。
私は普通にお好み焼きをおかずにごはんが食べられる。
むしろ好きといってよい。

昨今、炭水化物の摂りすぎはいけないという本がたくさん出ているというのに。
これは改めないといけない事例である。
私はやはり貧乏人で兄弟がたくさんいる家庭に育ったというのもあって、生存能力が働くのかもしれない。
炭水化物のあるものというのは、安価に腹を一杯にできる。 
少ないおかずで、どうやってたくさんごはんを食べるかというのは、幼い私の生きる課題であったといっても過言ではない。

だからお好み焼きとごはんという組み合わせはお腹いっぱい食べるという脳内ルールの結果かもしれない。
40を過ぎた今、 ここは改めないといけない。
そんなことを考えている。

考えているだけで、はたして実行に移せるか。

それじゃ失敬。 



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