KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

深夜2時に木更津総合高校の野球部寮に流るる「2億4千万の瞳」

ebi

「メンバーの7~8割は寮で生活しているんですが、時折、深夜2時に唐突に郷ひろみの『2億4千万の瞳』が流れだすんです」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150323-00000018-tospoweb-base 

そんなばかな。なにかの怪奇現象でしょうか。ことしの選抜高校野球に関東から選ばれた、わが郷土、千葉の木更津総合高校。1回戦を勝ち抜き、あしたの2回戦で古豪・静岡高校と対戦します。なんといっても千葉からは5年ぶりの選抜出場でもありますので、期待しているのでありますが。
時間を問わず、抜き打ちで主力選手が選手の部屋に押しかけて音楽を流すと、強制的な一発ギャグタイム。指名されると必ず、なんらかのギャグをしなければいけない。「自分を出す」ことを心がけるナインらは「やってシラけるのはOKだが、やらずにシラけるのは絶対ダメ」と必死にギャグを演じ、みんなが深夜のギャグ地獄に参加していくという。 
元はといえば、監督から「おまえらは暗い」といわれたのが原因らしいのですが、寝かせてあげてとついおもってしまうのであります。かわいそうに。面白いからいいですけど。いいのか。五島監督は1954年うまれということで、郷ひろみという選曲は、こいつの差し金…じゃなくて、監督のセンスかもしれません。

しかし1回戦の相手であった岡山理大付高校のほうは、難病(血友病)と戦っている投手がベンチ入りしていたというのに、こういうことで話題になる”ふざけた”学校のほうが勝ってしまうというのも、甲子園は魔物といわれるゆえんかもしれません。 

さて、1回戦を勝ったということで、校歌斉唱があったわけですが、木更津総合高校といえば、全力校歌というのが有名です。冒頭の写真のように、えびぞりしながら、校歌を一生懸命うたうところがみどころです。はたしてあしたも全力校歌をみることができるのでしょうか。

相手の静岡高校もそうとう強いとおもいますが、なんだかんだいって、郷土の代表に期待しております。