AKB48は知名度はたかいにちがいない。だがおおくのひとは、AKBの一メンバーがジャニーズのタレントとどこにいってなにをしようが、どうでもいいやとおもっているはずだ。小生もそうである。ただメディアから流れてくる情報量がすさまじいからなまえぐらいは知っているというただそれだけのことだ。
そんなおおくのひとにはどうでもいいとおもうようなことを、あたかも社会問題であるかのように、著名人までが23歳の若人に説明責任を追及することじだい、滑稽なはなしなのである。小木ママなんてほんとうにそう。たのむから、本業の教育関係の研究をやっていてほしい。
その公約こそが『恋愛禁止』。
ファンの方々が恋人なんだよ、と錯覚させることで、熱狂的なファンを取り込んでいった以上……そう……「お金を払ってもらっている」以上、そこには説明責任が生じています。
柏木由紀さん騒動 ~このままではマズイのではないだろうか~
長谷川豊大先生もこう書いてあるが、なにかがちがう。べつに”恋愛禁止は契約ではない。たんなる建前であり口約束にすぎない。それが気に入らなかったのなら、ファンなんて止めればいいだけのことだ。
”ファンの方々が恋人”なんて信じこんでいるにんげんのほうがそもそもおかしいのだ。アイドルというのは和訳をすれば偶像である。偶像というのは拝むことはできても、恋人にはできないのだ。アイドルファンというのはそういうことを前提としないといけない。恋人ごっこは空想のみでやっていればいい。
一連の騒動の裏では、大手芸能事務所、ナベプロさんの指示に従いながらも、どうしたらいいか分からず混乱している柏木さんの心情が読み取れます。
熱愛・2ショット写真常連のジャニーズ手越君が、ファンも本人も1ミリも意に介していないのとは対照的です。さすがの一言です。
しかし長谷川豊大先生は、こんなことをほんとうにおもっているのであろうか。手越くんのファンなんて、ぜんぶ柏木由紀に責任を転嫁して、匿名でネットを利用して柏木さんを責めているにきまっているだろうに。そういう想像力ってつかないものであろうか。
もし柏木さんに説明責任を追及するなら、手越君にも説明責任をもとめるべきである。
「なんで”恋愛禁止”のアイドルに手をつけたのですか?」
というふうに。でないとひとりだけ責めるのは、フェアではない。