KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

羽鳥慎一が24時間テレビで徳光和夫にわたした引導

また、DAIGOがゴールした後の徳光のコメントについても批判の声が上がっている。出演者がDAIGOに感想を伝える流れで、TOKIO山口達也がDAIGOをステージ前方に誘導。その後、Hey!Say!JUMP・八乙女光がコメントをしている途中にもかかわらず、徳光が「胴上げしようか?」「胴上げ! 胴上げ!」と出演者にDAIGOを胴上げするよう促したが、Hey!Say!JUMPメンバーは困惑。羽鳥が「知念(侑李)さん!」と、次のコメントを指名したため、胴上げは実行されずにエンディングとなった。

『24時間テレビ』、徳光和夫“不要論”が加熱!? 羽鳥慎一の「無視対応」に称賛の声 


しかしみんな、なんだかんだいって24時間テレビが好きだ。ネットでもニュースとしてとりあげるところは多い。シニカルな目で観よう、伝えようとしているのだろうが、根っこのぶぶんではみな、24時間テレビが好きなのである。


24時間テレビといえば、やはり大御所・徳光和夫がいなくてははじまらない。そういう空気は、テレビの内にも外にもありつづけた。しかしその空気をうちやぶるものがついに現れた。それが羽鳥慎一だった。


24時間テレビといえば、ときには押し売りとまで揶揄されるほど、感動というものが不可欠である。徳光はいままでいろんな方法で、感動の空気つくりをしてきたとおもう。ときにはじぶんが泣いてまで。というか、仰々しく目にハンカチをあててまで、といったほうがいいだろうか。 


胴上げなんてほんとうは徳光本人の頭のなかではどうでもよかったのだろう。しかし徳光特有の感動にたいする嗅覚のみで、胴上げをやらせようとしたのではないか。しかしそうは問屋がおろさなかった。問屋の若旦那は羽鳥慎一である。


羽鳥慎一は生粋のテレビ好きなのである。休みの日は一日中テレビを観ていると本人がいっていた。しかもただ観るだけではない。なにか気になることばがあったら、ぜんぶノートに書きためるひとなのである。


テレビというのはほんらい2次元である。ほんとうは3次元のものを、テレビカメラをとおして2次元でおくるのである。これはいくらテレビの画質がよくなろうが変わらない。これがテレビ番組の作り手と受け手のちがいだ。受け手の残りの1次元的なものというのは、自分の想像力を使って自分で作らなくてはいけない。


羽鳥慎一というひとは、そういう想像力に長けたひとなのかもしれない。ここで胴上げをさせたら、エンディングがグダグダになる。そう勘づいたのではないだろうか。そして”過去の遺物”徳光和夫に、いまの時代、最強の狂言回しは自分であると、引導を渡したのだ。意識的ではないかもしれないが。


はたして来年、徳光和夫は24時間テレビの画面に存在しているであろうか。 


 
@hanpeita_akechi




【日の丸じゃぱ男・明智半平太主催ライブ告知】


黒より黒い至極の
ブラックネタオンリーライブ
「BLACK THAN BLACK」VOL8 



日時:2015年9月3日(木)

場所:スタジオ中野シェイプレス

http://shapeless124.kill.jp/chizu.html
東京都中野区上高田5-45-9
IMA新井薬師 B1F

18時30分開場 19時開演

料金:1000円

MC:日の丸じゃぱ男・明智半平太

出演:日の丸じゃぱ男 毒舌大臣 メンヘラ ×○×(ペケオーペケ) マザーテラサワ 
タッキー アルベルト・フォン・タマナ3世 加藤ミリガン 屯田兵 

くろねっと 桐野安生 ワンダーワダ 他