KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

【昭和懐かしメモ】白のハイソックス

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というわけで、もういちど保倉幸恵さんにご登場願った。おもえばいつの間にか、白のハイソックスを履いている女の子を見かけなくなった。靴下もやはり流行り廃りがあるみたいだ。ルーズソックスの子も観ないしなあ。


いやどっちもいるし、もっと外に出て、ちゃんと観察してこいといわれたら、はいすいません!キャンキャン!と返さざるをえないのだが。しかし40過ぎのおっさんが、ムスメさんの脚もとを観察しているってのもこわいものがある。


小生が子どもの時分は、ハイソックスはそれこそ、ハイソサエティなおうちの女の子が履くイメージがあった。エレクトーンの発表会とかに履いていくみたいな。 ただいかんせん、通っていた小学校の学区は、埋め立て地の団地しかなかった。だからハイソサエティなおうちの子というのが存在しなかった。


なので、ハイソックスを履いているハイソサエティなおうちの女の子は、あくまでテレビの子供向け実写ドラマにいるかんじだった。それこそ「5年3組魔法組」とか「おもちゃ屋ケンちゃん」とか。 


でも思いだしてみたら、そんな埋め立て地の団地の子が集う小学校にひとりだけ、しかも1年だけハイソックスを履いた女の子がいた。 その子だけは他の子とは違った。まずランドセルからしてちがった。色が茶色だったのだ。あれは衝撃だった。男の子は黒。女の子は赤。それしかなかった時代の話である。


もちろんリコーダーは白。それがぜんぜん違和感のない女の子であった。だいたい自分の育ちや容姿をわきまえている女の子というのは、茶色のリコーダーを使っていた。 それが多数派であり無難だったのだ。


その子は4月に転校してきて、きっちり3月にまた他の学校に転校していった。おもえばどこの団地に住んでいたのであろうか。市営と県営と両方あったのだが。なにかわけあって、ハイソサエティな暮らしから、団地暮らしになってしまったのだろうか。また再起して団地を出て行ったのだろうか。


いまやそれを知る由はない。 

明智半平太@hanpeita_akechi





【日の丸じゃぱ男・明智半平太主催ライブ告知】


黒より黒い至極の
ブラックネタオンリーライブ
「BLACK THAN BLACK」VOL8 



日時:2015年9月3日(木)

場所:スタジオ中野シェイプレス

http://shapeless124.kill.jp/chizu.html
東京都中野区上高田5-45-9
IMA新井薬師 B1F

18時30分開場 19時開演

料金:1000円

MC:日の丸じゃぱ男・明智半平太

出演:日の丸じゃぱ男 毒舌大臣 メンヘラ ×○×(ペケオーペケ) マザーテラサワ 
タッキー アルベルト・フォン・タマナ3世 加藤ミリガン 屯田兵 

くろねっと 桐野安生 ワンダーワダ 他