KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

アンポンタン法案

集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案は17日午後、参院平和安全法制特別委員会で与党などの賛成多数で可決された。

【緊迫・安保法案】参院特別委で可決 


とうとう決まったな。この件にかんしては賛成派反対派どちらともいえないというスタンスでいた。いやほんとうは反対なのだけれども、反対派の言い方がバカっぽくて仲間になりたくないかんじだったのだ。もちろんむこうも小生みたいなのはおことわりだろうけど。


とりあえず戦争法案とか徴兵制復活とかいって賛成派にツッコミどころをあたえてしまうところがバカともいえるし、かといってチュウゴクガ―とかキタチョウセンガ―を連呼する賛成派もどうかとおもうし。どっちもどっちだ。


いまや世界の争いというのは、国家間よりも宗教間のほうがあぶないと20年以上まえからかんがえているひとなので、どうもいまやっている言い合いに現実味をかんじないのである。 だからデモなんかもけっきょく現象としてしかとらえられなかったのである。


かといって、嘲笑していたわけでもない。ツッコミどころは多いけれども、若いもんが怒りを表明することじたいは、いいことだとおもっているし。問題提起としては大きかった。それだけいままで日本の若者は怒らなかったのだ。小生の世代もふくめて。


あともうひとつNHKの今日の放送についてかんじたこと。あれは悪意があったのだろうか。というのも反対派のデモだけでなく、賛成派のデモのことも報じていたのだけれども、なにかがあきらかに違った。


というのも、反対派のほうの映像は、お疲れ気味の表情でシュプレヒコールをさけぶ兄ちゃんとおっちゃんおばちゃんメインだったのにたいし、賛成派のほうは、おんなの子ばっかり映していたのだ。ちょっとした印象操作になっているよなあとかんじた次第である。