KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

関東大会優勝記念・木更津総合高校野球部の全力校歌




ちなみに説明しておくと、この時期に開催される関東大会というのは、春の選抜高校野球に出場するための重要な大会です。関東(東京を除く)は4から5校選ばれますので、まあベスト4に入ればよっぽどのことがない限り出場できます。


その関東大会で今年優勝したのが、千葉県の木更津総合高校といいます。千葉出身者としては嬉しいかぎりです。その木更津総合高校、ワタクシが中学高校のころは、木更津中央高校という名前でした。 


当時通っていた千葉市内の中学校にも、私立高校の説明会に学校関係者のヒトが来ていました。 そのとき印象に残っていたことがあって、その関係者のヒトが、「我が校は遅くまで勉強する子のためにベッドを用意しています!」と気合の入った大きな声で言っていたのですよ。体育館どよめいていました。


まああの頃は受験戦争なんていう言葉もあった時代でして、大学進学希望のヒトはモーレツに勉強していましたからね。それでも当時ロクに勉強していなかったワタクシは、「ふーん。気合入ったおっさんだなあ。」ってかんじで見ていたわけですが。


全員参加なのでしょうがなくいたのですが、ウチは親から公立しかダメと言われていました。別に高校行かないでもいいかあ、職業訓練校行こうとか考えていましたし。それなのでわれ関せずで見ていたのですが、その木更津中央の学校関係者の一言だけはやけに記憶に残っていました。


もう木更津総合高校野球部の全力校歌は何回もテレビで観ているのですが、そのたんびにあの学校説明会を思いだしてしまうのです。来年の選抜は何回全力校歌を目撃できるか楽しみです。