DNA判定を持ち出すなんて嫌な男だな湯山玲子(著述家・ディレクター)
これは知っているヒトも多いだろうが、これはあの元光GENJI・大沢樹生が「親子関係不存在確認」を求めた裁判の話である。 それに関連して元妻だった喜多嶋舞が芸能界引退を表明した雑誌のインタビュー記事を受けてのコメンテーター湯山玲子の発言である。
DNA判定をしなかったらどうすればよかったというのだろう。他にはもう”黙って働いて養え”という一択しかないではないか。 百歩譲ってこれがもしまだ妻に愛情があり婚姻関係が続いているというのならまだいい。もう二人は別々の道を歩んでいるのである。
また最初から血縁関係のないと納得している養子関係とも事情がまったく違う。自分の子どもであるといわれていたのに、実はすでに愛情もない元・妻とどこぞの男との間にできた子どもだったのである。
そういう子を養うのが男にとってどれだけ苦痛か。 その苦痛から救われるにはDNA判定しかないのである。これは男にしかわからない生理なのであり、女に”嫌な男”呼ばわりされる筋合いはまったくないのだ。
だからこういうことを女に”男が悪い”ととやかく言われると非常に腹が立つのである。これはテレビの悪いところで、男だけに求められるジェンダーとか事務所の力関係とかそういう余計なものでコメントの規制を作ってしまい、本来ヒトを傷つけるような発言を無難としてしまうのである。フザケた話だ。