KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ようは軍オタなんて戦争がしたいだけ

だいたいの軍オタは、自衛隊を応援するあまりつい行きすぎてしまったものと隊員は寛容的に見ている。本当に困るのはネトウヨまがいの政治的発言をして隊員におもねってくる者だ。

中韓への思想スタンスを聞かれ、お茶を濁していると『精神的にたるんでおる』と怒鳴られ、部隊名の入ったキャップを剥ぎ取られ『これは預かっておく!』と持ち去った軍オタさんがいました」(横須賀基地・2曹)


さらに横須賀基地での見学会では、「公明党は与党から出て行ってほしいか?」と隊員に政治的発言を求める者もいたという。

「公務員の立場で政治的発言はできません。だから苦笑いして沈黙していると、『お前はスパイか!』と怒られる。対応のしようがありません……」(同) 

自衛隊員が本当に困っている「ネトウヨ型軍オタ」 

 元自衛官ということもあって、この手の奴が嫌いなのである。この軍オタがいま、どういう社会的な立場にいるのか知らないが、どうせ毎日”こんなはずではない”という生活を送っているにちがいないのだ。

 平和な世の中では自分は必要とされていない。けれども乱世になれば自分は必要とされると勘違いしているのである。ハッキリ言ってこういうニンゲンは、自衛官のことを自分のコマのひとつにしか考えてない。

 そんなにコマに使いたければ、自衛隊に入って出世すればいい。だがこの軍オタはそのようなことは考えていない。自分が訓練を受けるのはまっぴらゴメンなのだから。あくまで自分は戦争に行かせる側であり、行く側ではないのである。

 結局は北一輝のようなポジションでありたいのだ。軍オタなんていうのは。自分の思想をひけらかすことでメシを食べ、国のために死ねと戦争に行く側のニンゲンにのたまう。そして勝ったらみんなから賞賛されることを狙っているのだ。