KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ここまでくじ運が悪い高校野球のチームも珍しい。

第88回選抜高校野球大会7日目の26日は、2回戦3試合。第3試合は木更津総合(千葉)と大阪桐蔭(大阪)の顔合わせ。木更津総合が三回に集中打で逆転、優勝候補大阪桐蔭を4-1で降し、木更津中央として4強入りした1971年以来45年ぶりのベスト8進出をはたした。

<選抜高校野球>木更津総合45年ぶり8強 大阪桐蔭降す 



 春の選抜高校野球もベスト8が出そろった。そのなかで1チーム本当にくじ運の悪いチームがある。それがわが地元の千葉県から出ている木更津総合高校である。一回戦が北海道1位の札幌第一高校、二回戦が優勝候補の関西1位、大阪桐蔭高校であった。

 そして次の相手は、九州1位で大阪の強豪リトルリーグの選手ばかりを集めた熊本の秀岳館高校である。監督は高校野球中継をよく観ているヒトなら誰でも知っている、NHKの元解説者である鍛治舎巧さんというおまけつき。 相手はとにかく打つ。滅茶苦茶に強い。木更津総合高校もどれだけくじ運が悪いのか。

 一方のブロックは4チームとも全部関西で、東京を含めた他の関東のチームはみんな一回戦で敗れている。北海道、東北の高校もふくめて、東日本のチームは木更津総合高校のみ。ということは東日本一は決定したのか。それはそれですごいな。 

 まあ木更津総合高校も関東1位なのだから、あたって負けたチームもくじ運が悪かったということか。ここまできたらいけるところまでいってほしいというのが正直なところだ。また動画のようなえびぞって大声で歌う”全力校歌”を甲子園球場に轟かせてほしい。 

 深夜2時に木更津総合高校の野球部寮に流るる「2億4千万の瞳」