KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

ふたりともインテリアとカレーが好きで、カレーを仕込んでは、家具をつくって、次の日食べるという生活を7年くらい続けて、店の構想を固めていきました。(茅ヶ崎のカレーハウス「sii

 湘南スタイルマガジン2015年5月号より


 



湘南スタイルマガジン 2015年 05 月号

 



  余談だが、俺は神奈川県藤沢市というところに住んでいるんだ。仕事の関係で居を移してもうすぐ2年になるよ。藤沢も湘南というくくりになっているんだけど、いちばん湘南が似合わないニンゲンというのは自覚しているんだよね。

 というか、俺もなにが湘南だかっこつけんな的感想を持っているんだ。湘南ということばがひとり歩きしているけど、東京からとおいし、海が近いってだけの片田舎じゃないかいってみればという話さ。

 なのにこういう「湘南スタイル」なんて雑誌もあって、ちょっとした横浜や鎌倉とは一線を画していますよ的スタンスを醸しだしている。なんか鼻につく地域なわけだよ…ちょっと待てよこの表紙。どっかでみた2人がいるぞ。

 と思ったらいつもよく行くカレー屋さんのご夫婦じゃないか!ここのカレー屋さんは非常に変わったお店で、なんと家具屋さんでもあるんだ。オーダーメイドや修理なんかも請け負っているのさ。

 家具のお仕事の方が忙しいんだろう。営業日と時間は水曜から日曜までで11:30から15:00となっている。前は夜も営業していたみたいだけどね。ここのカレーがうまいんだ。


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 写真は味噌焼き鶏の欧風カレー900円。ちょっと辛いけどまろやかな味で、味噌の風味が香ばしい鶏とベストマッチングして、お店の庭を眺めながら食べるとモアベターなの(小森和子風)。


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 まあしかし湘南スタイルの表紙をみていると、自然体なかんじで写っているのがこれまたなにスカしてんのよ周一郎!って感じだよね。でもほんとうにいると心地よいお店なのさ。



〒253-0021 神奈川県茅ヶ崎市浜竹3丁目2-25



今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。