KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

選挙制度を改変する事で、より公平で、有権者の投じた一票がなるべく無駄にならない制度を実現する事。(川上晃司)

参議院選挙東京都選挙区選挙公報より


 


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 川上晃司はやはり実在したんだね。政見放送に出ず、「東京都選挙区、無所属、川上晃司、31歳、無職」という”経歴”のみアナウンスされたあの川上晃司というすごい男は。

 自己顕示欲をみたすためにテレビカメラの前にあらわれた、なみいる候補者をせせら笑うかのようなインパクトの強さ。しかしあまりにも情報が少なすぎるよね。なので選挙公報を手に入れてみたら、ちゃんと顔写真つきで出ていたんだよ。びっくりだね。

 しかしこれまたなみいる候補者がきちんとした印刷書体で政策を主張しているなかで、ひとりだけ手書きなんだよね。またふつうだったら最後も”以上”だけで終わらすのに、”以上です”って”です”をつけるところに川上さんのヒトのよさを感じたよ。

 しかしひとつだけまだわからないのが、無職でどうやって供託金の300万を支払ったのかということだよ。株でもやってるんだろうか。それで儲けたお金で立候補したのかな。

 もしついこないだリストラなんかにあって無職になって、なけなしの貯金をはたいて思い出づくりに選挙に立候補して、結果が出てから自殺するとか考えていたとしたら考え直してほしいね。ないか。それは。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。