KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

若いから選ぶかっこいいエリートS ハッパふみふみ(大橋巨泉)

オークラ出版「ちびっこ広告図案帳」より


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 いつだったかテレビ朝日徹子の部屋永六輔と出ていて、あまりにやせ細っていたので驚いたよ。そりゃニンゲン誰だって歳をとるってのはわかっているよ。でも大橋巨泉のばあい、太ったまんまポックリ逝くイメージがあったもんでね。

 俺の中にテレビに映る巨泉は、たけし(ビートたけし)とか景子(竹下景子)とかいろんなタレントを呼びつけにしてふんぞり返ってる傲慢なオッサンというイメージがあってね。

 そのむかし「巨泉のこんなモノいらない」という番組があったんだけど、お前がいらないんじゃないか疑惑があったね。そうはいってもこのヒトほど自分の名前が冠番組になっているヒトもいないんじゃないかな。一時代を築いたオッサンさ。

 もっとむかしには万年筆のCMに出ていて、そこからハッパふみふみという言葉も生まれた。万年筆。いまとなってはあまり使われなくなったけど、憧憬はまだ残っているんだな。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。