KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

香港カラテシリーズ【Gメン’75】

  Gメン’75はTBSで土曜日の21時に放送されていた刑事ドラマ。8時だよ!全員集合の後にやっていた番組で、その名前のとおり1975年(昭和50年)にはじまったんだ。

f:id:hanpeita1973:20170131231152j:plain



  香港カラテシリーズは人気があった。必ず敵の用心棒役とかでこのヤン・スエが出てくるんだ。倉田保昭演じる草野刑事と死闘を繰りひろげ、死んだはずなのにまた次の香港カラテシリーズに出てくる。


 なぜかというと、兄貴がやられてその復讐に弟がでてきたという設定だから。そうはいってもヤン・スエったら15回も出ているわけさ。どんだけ兄弟がいて、親はどんだけ悪いヤツを量産しているのだ。

 しかし当時の番宣でヤン・スエが出るとワクワクしたものだ。あの筋肉モリモリの姿は素晴らしかった。強い悪役としての説得力があったし、草野刑事との闘いは見ごたえがあった。

 実はこの2人とても仲がよくて、現地ではヤンがもろもろを仕切っていたそうだ。だからこそあの息の合ったアクションが成立したわけだ。ヤンがいなければきっと香港カラテシリーズはあれほどの人気にならなかっただろう。

 今日のところはこれまで。ごきげんよう。この呼吸が続く限り、俺は君の傍にいる。