ということをピラミッドの一番下しかやったことのない土台用デブとして言わせてもらう。
巨大化する組体操ピラミッド、最大200キロの負荷 大学准教授「これのどこが『教育』なのか」と指摘
これ読んでびっくりした。
組体操は今も運動会の花形演目として全国の学校で行われている。
内田氏は各地の小中学校で10段ピラミッドを事例に、組体操は巨大化・高度化が進んでいるという。 100人以上の生徒が参加する大型ピラミッドは壮観で、地元紙に取り上げられたり、動画サイトで紹介されたりしている。
中学生の日本記録は10段ピラミッドで、高さは7メートル近い。すぐそばに教員たちが補助として備えているが、大事故につながりかねないことは容易に想像ができる。
私が初めて組体操を経験した30年前より格段の進歩を遂げている。
しかしその分”土台にしかなれない子”の負担も大きくなっているということか。
組体操のピラミッドは、成功すれば一番上の子が喝采をあびるが、失敗すると土台の子が責められる。
どこが”教育”かと問われるならば、これからの長い人生には不条理なことがたくさん在るということを教えていると言える。
達成感を味わえるのは上の人と、教えた先生だけじゃねえかとも思う。
さらに不条理なのが、10段151人にもなってくると、練習したから上達する代物じゃないということだ。
もはや気合と根性と時の運の領域である。
出来ないのは努力が足りないとからというわけではないのだ。
しかし体育の先生というのは、それが通用しないのだな。
一方で、生徒にとって思い出や達成感を得る機会になるというメリットを指摘する意見もある。
こうした反論に対して、内田氏は「『何でもかんでも危険というのか』あるいは『組体操は一体感が得られる』といった言葉で、組体操の現実を一蹴しないでほしい。
賛否を争うのではなく、具体的にいま何が起きているのか、しっかりと見つめることでようやく、組体操の『組み立て』が始まるのである」という。
『組体操は一体感が得られる』
しかしそれにともなうリスクは大きいのは確かだ。
そもそもこんなのは外野の意見であるし。
日本の大人というのは本当に児童生徒に対し得手勝手な統一を強要する存在である。
それじゃ失敬。
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