KOTOBASM

頭の中にある思想は言葉ではない。映像でもない。いうなれば《もやもや》である。その《もやもや》を手先を使って記録することではじめて言葉になる。

安藤美姫にみるスポーツ選手のメシを食う道の転換点

image



“理想のイクメン”元K-1王者・魔裟斗が会見で思わずプッツン! 途中退席で取材陣ドン引き騒ぎに
 

育児雑誌が集結し、2014年に最も話題になった「ヒト」「モノ」「コト」を表彰する「第7回ペアレンティングアワード」の授賞式が、4日に都内で行われた。

 ここで、ガクンと株を下げてしまったのが、妻で女優の矢沢心とともに「カップル部門」で受賞した元K-1王者の魔裟斗だったという。

魔裟斗は以前、同アワードの『パパ部門』で受賞した理想の“イクメン”。この日も、矢沢が『パパとして100点』と絶賛していた。ところが、囲み取材の際、安藤美姫に質問が殺到。あれこれ聞く報道陣をスタッフが何度か『質問は育児のことだけでお願いします』と制止したが、しびれを切らした魔裟斗がブチ切れ『なんだよ、(俺の話は)聞かねーのかよ!』と途中で退席。矢沢に『帰るぞ!』と退席を促すも、矢沢はそこにとどまり、終了後、報道陣に『すいません』と頭を下げていた。 

こういうもの言いを読むと、そんなに芸能ジャーナリストってえらいの?って誰かに聞きたくなるな。

 

芸能界で生き残るためには、もう少し“大人の事情”を理解できるようになったほうがよさそうだ。

じゃあ大人だったらもう少しイベントの趣旨を尊重して、関係ない質問は外でやればいいじゃんってはなしだ。
この問題の記者会見は他にも受賞者が並んでいたわけだけど、並べれば並べるほど並べた著名人を立たせっぱなしにできるうちらはえらいんだみたいな傲慢さを感じさせられるわ。

だいたい生き残るためにはなんて言っているけど、メディアってスポーツ選手を芸能界にデビューさせたはいいが、しぼるだけしぼってなにも出なくなったらポイ捨てだし。
アスリート枠って実はそれほど大きくないから、新しい人がくるとすぐ押し出されてしまうのが現実。
本人の実力以前にそういうシステムになっているから、こんな芸能ジャーナリズムの言いなりになったって意味がないわけ。

だからスポーツ選手はあるていどメディアを利用して知名度をあげたら、指導者とか競技に関連する仕事やその他副業にシフトしていった方が利口である。
そこらへん元ボクシングの世界チャンピョンなんかはうまくやっている人が多い。
具志堅用高なんか、ふだんバカそうにみえるかもしれないが、ビジネスにかんしては現役時代をほうふつとさせるクレバーさをもっているひとである。 

おそらく安藤美姫もしばらくしたら壁にぶちあたるだろうなあ。
いまはそれこそ芸能ジャーナリズムにのせられているけど。
それこそプライベートを根掘り葉掘りさぐられてボロボロになる可能性がある。
さらしものにされるがために今はチヤホヤされているのだから。

でも安藤美姫みたいな自分大好きな人って失敗するんだろうなって気がするのだ。
まわりに目がいってないんだよね若さゆえか。



「歌唱王」で安藤美姫が自分語り連発、司会の内村光良は「全部自分に置き換えるね」と苦笑 

ボイストレーナー・岡野正哉さんがFRANK SINATRAの「MY WAY」を歌うと、安藤は「『MY WAY』は私大好きというか、私も踊らせて頂いて、実はSINATRAさんのボーカルでも滑らせてもらったことがあって」「何か私のためのステージみたいに思っちゃって」と語った。
すると司会のウッチャンナンチャン内村光良は「全部自分、自分に置き換えるね」と指摘した。それに対して安藤は「自分に置き換えちゃう、悪いくせなんです」と認めた。

自分に置き換えるというか、この場合は自分のアピールするために無意識に他人を踏み台にしてるのね。
無意識だから悪意はないんだろうけども、そういうのが実はいちばんめんどくさい。

まあプライベートの切り売りなんて限界があるから、どっかでメシを食う道を転換しないといけないだろうな。